ドバイ国際競走結果 | 日本馬総崩れ


 日本軍、完敗――。現地時間28日(日本時間同日深夜)、UAEのメイダン競馬場で行われたドバイ国際諸競走で日本馬(7頭=3競走)は3着が最高着順。昨年に続く“世界制覇”はならなかった。(平松さとし)

【ドバイワールドC(ダート2000メートル)】レースはホッコータルマエが逃げる形で幕が開いた。「内枠(2番)だったので下手に外へ出すよりハナを選択しました」と騎乗した幸。先頭のまま直線を向く。これに対してエピファネイアは「向正面ではもう手応えが怪しくなった」とC・スミヨン。芝のトップホースは早々と脱落した。「ダートが合わなかったのか、すごく疲れてしまったようだ。息も乱れていた」と同騎手。

 先頭のまま直線を向いたホッコータルマエはラスト300メートル手前でプリンスビショップとカリフォルニアクロームに一気にかわされると余力は残っていなかった。

「カメラを積んだ車や馬場の内側に設置されているスピーカーから流れる実況に気を使い、終始外にモタれ気味になってしまった」と幸が話した通り、最後はさらに外へ膨れて5着に敗れた。管理する西浦調教師は「勝てなかったのは残念だが、それでも日本馬がダートでも世界に通用することは十分に証明できた」と語った。

【ドバイシーマクラシック(芝2410メートル)】逃げ馬不在でスローペース濃厚だったとはいえ、前半6ハロンは1分16秒74の極端に遅い流れ。ワンアンドオンリーは2~3番手、ハープスターは5~6番手を追走する形になった。向正面ではワンアンドオンリーが口を割って頭を上げるシーンもあり、騎乗したC・デムーロは「ペースが遅過ぎて苦労した」。一方、ハープスターのR・ムーアは「道中の手応えはすごく良かった」とのことだが、いざ追い出してからの伸びはひと息。「最後はフラッとしてしまった」と8着に沈んだ。松田博調教師は「調子は良かったが、牝馬の難しい面が出てしまったのかも…」とさばさばと語った。

 ワンアンドオンリーは道中下がるシーンもあったが、最後は盛り返して3着。「先行策は作戦通り。よく粘ってくれた」とC・デムーロ。前田幸治オーナーは「一度、帰国させた後、(英国の)キングジョージ(6世&クイーンエリザベスS=7月25日・アスコット競馬場芝2400メートル)に挑戦させたい」。同馬の父ハーツクライ同様、世界を舞台に走らせる方針を改めて口にした。

【UAEダービー(ダート1900メートル)】日本から3頭参戦したもののゴールデンバローズの3着が精一杯だった。序盤はタップザットが逃げ、2番手がゴールデンバローズ、3番手はディアドムスと日本勢がレースを引っ張った。その中から早めに脱落したのはディアドムス。最初のコーナーで内から他馬にぶつけられたことも響いて8着に沈んだ。タップザットとゴールデンバローズは直線、2頭で後方を離しにかかったが、ぴったりついてきたのがムブタヒージ。ラスト300メートルで日本の2頭をかわすとあとは差をつける一方。2着に8馬身差の圧勝となった。

 最後に失速して3着となったゴールデンバローズの手綱を取ったR・ムーアは「1600メートルがベター。(1900メートルの)今回はリラックスして走れなかった」。5着タップザットの池江調教師は「作戦通りの先行策だったが、プレッシャーがきつかった」と淡々と語った。


 

UAEダービー動画


 

3着 ゴールデンバローズ

5着 タップザット

 

ドバイシーマクラシック動画


 

3着 ワンアンドオンリー

8着 ハープスター

 

ドバイワールドカップ動画


 

5着 ホッコータルマエ

最下位 エピファネイア

 

1:2015/03/29(日) 02:10:30.46 ID:
さっさと寝りゃよかった

2:2015/03/29(日) 02:11:29.30 ID:
去年がおかしかっただけ、毎年こんなもんだろ

4:2015/03/29(日) 02:12:17.31 ID:
ハープとか言う駄馬

6:2015/03/29(日) 02:12:48.55 ID:
ワンアンドが唯一の救い

15:2015/03/29(日) 02:16:06.76 ID:
世界の合田「芝馬でもある程度走れるダートだった」

エピハネイアwwwwwwwwwww

20:2015/03/29(日) 02:17:30.78 ID:
三浦に一番頑張ったな

25:2015/03/29(日) 02:19:40.59 ID:
ジェンティルとジャスタウェイが強すぎたんだな・・・。